引用元:スポーツ報知
◆競泳 北島康介杯 最終日(22日、東京・辰巳国際水泳場)
女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、東京五輪で個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)は、2分12秒90の2位だった。松本信歩(東京ドーム)が2分11秒39で優勝し、目標タイムには届かなかったものの「イメージよりは遅いけど、諦めずに泳ぎ切った事は、このレースのよかったところ」と収穫を語った。
昨夏の世界選手権(ブダペスト)以来となる、長水路(50Mプール)での本命種目。7月の世界選手権福岡大会の代表選考会を4月に控える中、大橋は「このタイムでは代表には入れない」と危機感を募らせる。女子個人メドレーは高校1年生の成田実生(金町SC)ら、若手が台頭。代表には選考会で派遣記録を突破し、2位以内に入る必要があるが「タイムをあげていくことが必要。そこは練習を積んでいけば、問題はないかなと思う」と語った。
東京五輪後、練習環境も変え自分自身との向き合い方も試行錯誤する。今夏に向けては、200個メを中心にレースに臨む方針という。大橋は「パリでメダルを取ったり、やりたいレースをするためには今一番いい方法は何かを、考えないといけない」と、自らに言い聞かせた。報知新聞社