池江璃花子「まずは代表入り」 新年初レースで辛口自己評価「散々だった」

池江璃花子「まずは代表入り」 新年初レースで辛口自己評価「散々だった」

 「競泳・東京都新春競技会」(7日、東京辰巳国際水泳場)

 21年東京五輪代表の池江璃花子(22)=ルネサンス=が新年初レースに臨み、50メートル自由形では24秒76で2位、同バタフライでは25秒86で1位だった。昨年12月24日から行っていた合宿の一環として出場したが「体が動かなくてタイムも散々だった」と辛口の自己評価だった。

 昨年は国際大会の派遣タイムに届かず代表入りを逃した。10月以降は強化トレーニングを優先して年内の国内大会を欠場。ただ年が明けても「速くなりたいと思うほどうまくいかない。頑張っても自分を認めることができない」と自信を持てない日々が続いている。

 白血病復帰当初から目標に掲げていた24年パリ五輪の表彰台。今は「メダル獲得の目標は大きすぎる。3大会連続の出場権獲得を一番に考えたい」。今大会後には初詣に行く予定で「病気しないようにすることと、もう少し気持ちを強く持てるように神様にお祈りしたい」と語った。

 7月には福岡で世界選手権が開催されるが「まずは代表入り。コツコツ積み上げていきたい」。最後は必死に前を向いた。

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