近代五種の馬術、28年ロス五輪から「障害物レース」へ変更

 【パリ=平地一紀】国際近代五種連合(UIPM)は12日、オンラインで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪で除外する馬術に代わる種目として、障害物レースの採用を国際オリンピック委員会(IOC)に提案することを承認した。世界各連盟の代表者83人が、障害物レースの採用を含むUIPM憲章の修正について、投票に参加し、賛成は約83%に当たる69、反対は11、棄権は3だった。

 総会では、慎重な立場の出席者が相次いで発言し、UIPM側が「五輪競技から一度、外れたらゲームオーバーだ。あなた方の多くが職を失うかもしれない」と理解を求める一幕があった。24年パリ五輪は、馬術を含む現行の方式で実施する。 1912年ストックホルム五輪から実施されている近代五種は、フェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃とランニング)の合計得点を争う競技。競技人口が多いとは言えず、昨夏の東京五輪でドイツ代表コーチが馬を殴るなどして批判が集まった。五輪から除外される可能性を踏まえ、新種目採用を検討してきた。

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