引用元:スポーツ報知
◇競泳 日本選手権(短水路)第1日(22日、東京辰巳国際水泳場)
男子200メートル自由形決勝で、松元克央(ミツウロコ)が1分41秒67の日本新記録で優勝した。2020年10月に自らが出した日本記録1分41秒77を0秒10更新。「カツオ」の愛称で知られる25歳は「目標が日本新記録だった。過去の自分を超えたということ」と喜んだ。今大会は世界短水路選手権(12月13~18日、オーストラリア・メルボルン)の日本代表選考大会を兼ねており「12月に世界でメダルを取って、アピールできれば」と見据えた。
競泳の日本代表主将を務めた6月の世界水泳(ブダペスト)では個人3種目とも決勝に進出できなかった。泳ぎ方から見直し、手に合わせてキックを打っていたのを「キックを打ち続けるイメージ」に変更。かつてのイメージを求めてうまくいかないこともあったが、新しい泳ぎを求めようと発想を変えたことで結果が出た。2年前の自分を超え「戻りカツオ」ではなく「シン・カツオ、ですね」と笑った。報知新聞社