17歳・林愛望が日本選手権V 男女通じて史上最年少、高校生初の快挙!「優勝できてうれしい」

引用元:スポーツ報知
17歳・林愛望が日本選手権V 男女通じて史上最年少、高校生初の快挙!「優勝できてうれしい」

◆トライアスロン 日本選手権(9日、東京・台場)

 17歳の高校生3年生・林愛望(まなみ、岡崎城西高・まるいち)が快挙を成し遂げた。オリンピックディスタンス(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)の選手権女子を2時間1分22秒で優勝。大会史上最年少、男女通じて初の高校生Vを達成し「先輩方とバイクを回せたり一緒にレースが出来たのは誇り。最年少で出場できて、優勝できたことはうれしい」と喜びを語った。

 初めて参加したエリートカテゴリーでの日本選手権。林は6位タイでスイムアップすると、これも初めて40キロを乗ったバイクでも先頭集団についた。最後は今夏のインターハイに1500Mで出場した得意のランで突き放し、1位でゴール。「バイクまでで、ランを10キロ走れる余裕があったのが一番のポイント」。リオ五輪代表の佐藤優香(トーシンパートナーズ・NTT東日本・NTT西日本・チームケンズ)らを抑えて堂々の頂点に立った。

 今年は6月の日本スプリント選手権と合わせ、国内のトップ選手が集まる2大会を制した成長著しい17歳。日々、岡崎城西高陸上部でランを磨き、その後スイミングスクールに通うストイックな生活を送る。水泳と陸上を小学校低学年から始め、記録会に出たことがきっかけて小学高学年からトライアスロンを始めた。憧れの選手は、北京から五輪3大会出場の上田藍だと言う。

 今大会は「目標としては表彰台に入りたいと思っていた」と明かしたが、期待を上回る優勝。2024年パリ五輪以降の活躍が期待される林は、昨夏東京五輪代表で現在は海外遠征中の高橋侑子(相互物産)らの背中を負う。「まだまだ海外に出ている日本の方々の方が、私よりも全然強いので。その方々に追いつけるように頑張っていきたい」。夢の五輪出場へ、1歩ずつ成長していく。報知新聞社

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