引用元:スポーツ報知
日本スポーツ協会は21日、都内で栃木国体(10月1日開幕)の記者発表会見を行った。大会はコロナで3年ぶりとなるが、国民体育大会委員会の大野敬三委員長は「感染状況が減ってきており、ありがたい。きちんと対策して感染を増やさないよう進めていきたい」と安心安全を強調した。栃木県での開催は1980年の第35回大会以来42年ぶりの2回目となる。
会期前実施として、すでに水泳、ビーチバレーボール、体操、弓道の4競技が行われた。現段階で発熱者は4名、うち陽性者が1名で「熱を出した選手もその後、棄権しているので対応はできている。会期中も同じようなことが起こる可能性もありますから、速く報告を受けしっかり指示を出して進めていきたい」とした。
今大会は昨年の東京五輪で活躍した選手らも多く出場予定。陸上競技は女子やり投げの北口榛花(JAL)、男子短距離の多田修平(住友電工)、フェンシングは男子エペ団体金メダルの山田優(山一商事)、スポーツクライミングは男子複合4位入賞の楢崎智亜(TEAM au)などがエントリーしている。報知新聞社