引用元:スポーツ報知
日本水泳連盟は19日、国体開催中の栃木・宇都宮市内で会見を行い、2024年パリ五輪に向けて競泳委員会として強化プロジェクトチームを発足させると発表した。現場を統括するリーダーとして、北島康介氏らを育て昨夏東京五輪のヘッドコーチを務めた平井伯昌氏が就任。競泳委員長の梅原孝之氏が、総責任者となる。
会見に臨んだ梅原委員長は「(7月の世界選手権)ブダペストの反省も踏まえて、2年で効率的に成果を出すために強化計画を立てないといけない。パリに向けたプロジェクトチームを競泳委員会として立ち上げていく。強化プラン、強化の実施、コーチの指導にも力を入れていきたい」と説明。平井氏については「強化プランニングを中心に、現場の統括」などを担うという。
競泳日本代表は東京五輪まで平井氏がヘッドコーチを務めたが、同氏が退任後は梅原氏が競泳委員長として今夏の世界選手権も率いていた。今後の代表ヘッドコーチについては未定。梅原氏は「大会におけるヘッドコーチはそれぞれ考えて。プロジェクトリーダーとヘッドコーチは別物」と説明した。報知新聞社