〝虎の穴〟どんなところ? NTCイースト見学のススメ

引用元:産経新聞
〝虎の穴〟どんなところ? NTCイースト見学のススメ

『虎の穴』の見学はいかが-。東京都北区の日本代表選手らの強化拠点「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)・イースト」が施設内部を公開し、トップアスリートのすごさを体感できる一般の人向けの見学ツアーを行っている。7月末には、競泳男子背泳ぎで東京五輪代表の入江陵介選手(イトマン東進)が報道陣向けに施設を案内し、「世界のトップ選手ってすごいなとか、そのスポーツやってみたいとか、いろんなきっかけになる場所。夏休みを利用してたくさんの人に来ていただきたい」と呼びかけた。(運動部 久保まりな)

同施設は、隣接する「ナショナルトレーニングセンター」の拡充棟として、2019年7月に運用を開始した。五輪選手とパラリンピック選手の共用で、特にパラ選手に配慮してバリアフリー化を徹底したことが大きな特徴だ。水泳、卓球、射撃などの専用練習場や食堂、宿泊施設、託児所を備える。競泳やフェンシング、ゴールボール、アーチェリーなど東京五輪・パラに出場した多くの選手が活用し、日本選手団の活躍を後押しした。

一般向けの見学ツアーは今年4月にスタート。専用練習場を見学通路から見ることができ、的まで70メートルあるアーチェリーの練習場や、国際規格で推奨されている水深3メートルのプールなどを俯瞰(ふかん)できる。

水深3メートルあるプールは国内では希少だ。入江選手によると、水深が深いと波が起こりにくい。水深によって自身が泳いでいるときの体感速度は大きく変わってくるため、「東京五輪の前に同じ水深で泳げてよかった」(入江選手)という。

そのほか、ツアーでは陸上男子100メートルの世界記録の速度を「光」で体感できたり、三段跳びの世界記録(18メートル29)保持者の3歩が壁に描かれていたりと、トップアスリートのすごさを体感できる。東京五輪・パラの日本選手団が着用したオレンジ色のユニホームも飾られている。入江選手によると、「遠くからでも日本選手だとわかる。実は、ユニホームの柄は、一つ一つ微妙に違っている」のだという。

見学ツアーは、事前予約制。ウェブサイトから予約できる。料金は、大人1000円、中高生500円、小学生以下無料。

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