引用元:共同通信
3月に震度6強も記録した地震で被害を受けた宮城県利府町のセントラルスポーツ宮城G21プールで18日、全国中学校体育大会の競泳が始まった。天井が崩落した50メートルのメインプールは使えず、短水路(25メートル)のプールで史上初の開催。日本水泳連盟の村山よしみ副会長は「選手の夢の舞台を用意していただき、ありがたい」と語った。
近隣県での開催案も出たが、各県の予算編成の都合上難しいために断念した。「苦渋の決断」(日本中学校体育連盟)で異例の形での開催。控え場所などのスペースも狭く、新型コロナウイルス対策の観点から人数が多いリレー種目の実施を見送った。