谷川亜華葉 母の教え胸にパリ五輪で恩返し 女手一つで育ててくれた「ママのようになりたい」

谷川亜華葉 母の教え胸にパリ五輪で恩返し 女手一つで育ててくれた「ママのようになりたい」

 競泳女子の谷川亜華葉(あげは、19)=イトマン近大=が8月8日の「蝶々の日」に合わせ、デイリースポーツの取材に応じた。高校生で初出場した昨夏の東京五輪、競泳女子400メートル個人メドレーは予選敗退したが、6月の世界選手権(ブダペスト)では右肩痛を乗り越えて8位入賞。2024年パリ五輪の金メダルを狙うホープの素顔を担当記者が明かす。

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 谷川は19歳にして信念がある。「弱みを出そうと思っている」。高校生スイマーの五輪は想像以上の苦しみだった。だからこそ「代表は簡単じゃないと知ってほしい。自分を見極めていかないと、代表ではやっていけない」と経験を後輩に伝える責任を口にする。

 元背泳ぎの選手で今も水泳のコーチを務める母・里美さんの教えが胸にある。「ツンとするな。大人とコミュニケーションを取りなさい」-。幼少期より周囲に臆せず自身の言葉で意見を伝えることで成長してきた。母は「今は私より大人な考えを持っている」と娘の成長を実感する。

 谷川は高校生から母の日に毎年、花を贈る。「ママのようになりたい」と3人の子供を女手一つで育てた母を一番尊敬する。最高の恩返しがパリ五輪のメダルになる。(デイリースポーツ・荒木 司)

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