【飛び込み】馬淵優佳の復帰Vで見えた〝夫婦五輪〟の道 夫・瀬戸大也が「遊べるわけない」事情

引用元:東スポWeb
【飛び込み】馬淵優佳の復帰Vで見えた〝夫婦五輪〟の道 夫・瀬戸大也が「遊べるわけない」事情

 飛び込み日本選手権最終日(7日、日環アリーナ栃木)、非五輪種目の女子1メートル板飛び込み決勝で、元日本代表で昨年12月に現役復帰した馬淵優佳(27=ミキハウス)が242・90点をマークして優勝。2017年5月に結婚した競泳男子の瀬戸大也(28=TEAM DAIYA)と別々の拠点で練習を積んでいる中でも、大きな支障がないことを証明した。15年以来7年ぶりとなる大舞台で、復活Vを遂げた裏にあったものとは――。

 表彰台で久々に味わったテッペンの景色。かねて目標としてきた大会でタイトルを手にしたが、馬淵は冷静だった。「久しぶりに優勝することができてうれしい。(現役復帰から)9か月間やってきたことは間違いじゃなかった」と収穫を口にした上で「ここから直すところが見つかったので、伸びしろはあると感じた」とさらなる高みを見据えた。

「人生は一度きり」と、覚悟を決めて再スタートを切った。しかし「不安もずっとあった」と回想するように、決して順風満帆ではなかった。2児の母親でもある馬淵は、1度目の現役時代のような競技専念はできない。

 それでも、父であり飛び込み界の名指導者、馬淵崇英氏は「親として何でもサポートする」と全面的に協力。瀬戸の両親も育児を手助けするなど、できる限りの形で馬淵の背中を押しているという。

 現在は馬淵が栃木を拠点に練習を行う一方で、瀬戸は東海大の近くを拠点に練習漬けの日々を過ごしている。いろいろあった過去の事情を知る一部の人たちからは心配の声が聞かれたものの、問題はなかった。

 競泳関係者によると、瀬戸が指導を仰ぐ加藤健志氏と崇英氏は古くからの友人。そのため、飛び込み関係者からは「優佳さんが生まれる前からの仲みたいだし、加藤さんの練習はきつくて有名だから、遊べるわけないのもみなさん知っている。だから安心できるんじゃないかな」との証言も飛び出すほどだ。

 離ればなれの生活となり、家族で一緒に過ごす時間は減った。ただ、お互いに拠点を中心に生活をすることで、より競技に集中しやすい環境が整った。

 現在の瀬戸は2024年パリ五輪金メダルを目標に、かつてないほどの練習量をこなしている。馬淵も努力する瀬戸の様子を知っているからこそ、負けるつもりはない。「パリ五輪の壁は高く厚い。道のりは簡単ではないが(瀬戸と)一緒に出たい気持ちはある。周りのサポートがあって自分のやりたいことを、させてもらっている。何かの結果をみなさまにお見せできれば」。夫婦で目指すパリロード。夢を夢で終わらすつもりは、さらさらない。東京スポーツ

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