競泳=FINA、トランスジェンダーの女子大会出場を制限

引用元:ロイター
競泳=FINA、トランスジェンダーの女子大会出場を制限

[ブダペスト 19日 ロイター] - 競泳の統括団体である国際水泳連盟(FINA)は19日、トランスジェンダー選手の女子大会出場を制限し、同選手も出場できる「オープンカテゴリー」を検討するワーキンググループの設置を可決した。

トランスジェンダー選手の女子大会出場を巡っては、競技の公平性を保ちつつ包括性のバランスを取ろうとする中で大きな話題となっている。

今年初め、ペンシルバニア大学のリア・トーマスが全米大学体育協会(NCAA)選手権の女子カテゴリーでトランスジェンダーとしてNCAA史上初の優勝を果たしたことで、議論は激化していた。

トーマスは五輪出場を希望しているが、今回の規則変更で難しくなった。FINAの規制は五輪競技のスポーツ団体の中で最も厳しいものとなる。

FINAの新規則では、トランスジェンダー女性が女子大会への出場資格を得るには、タナー段階(性的発育の指標)の2、あるいは12歳以前のどちらか遅い時期までに男性の思春期を全く経験していないことをFINAの求める条件で証明できる場合のみと、厳しい要件を満たす必要がある。

FINA会長は「われわれは競技に参加するアスリートの権利を守らなければならないが、同時に競技の公平性、特に女子カテゴリーの公平性も保護する必要がある」と説明。

そして「常に全てのアスリートを歓迎する。オープンカテゴリーの創設はあらゆる選手がエリートレベルで競う機会を持つことを意味する。この取り組みは今までなかったものなので、FINAが先導していく必要がある」と話した。

なお、トランスジェンダー男性の男子大会への出場に関しては制限がない。

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