【トライアスロン】「青髪」北條巧「力は出し切れた」17位も五輪メダリストと競り合い手応え

引用元:日刊スポーツ
【トライアスロン】「青髪」北條巧「力は出し切れた」17位も五輪メダリストと競り合い手応え

<トライアスロン世界シリーズ横浜大会>14日◇横浜・山下公園周辺特設コース◇51.5キロ(スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)

「青髪」の北條巧(26=NTT東日本・NTT西日本)が、観客を沸かせた。スイムからトップ集団につけ、ランでは東京五輪男子のメダリストと競り合う積極的なレース。終盤疲れて17位に終わったが、パリ五輪のメダルを目指して手ごたえを口にした。男子日本勢トップは小田倉真(28)で9位。女子は高橋侑子(30)の20位がトップだった。

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「頑張れー」。沿道の観客の声援に押されて、北條は世界のトップに食らいついた。8位以内の入賞圏内で迎えたラン終盤。東京五輪銅メダルのヘイデン・ワイルド(ニュージーランド)がスピードを上げると「ついていかないと、メダルは見えてこない」。必死の猛追が大会を盛り上げた。

疲れて後続に次々と抜かれて17位。「6位以内狙いだったので結果は悔しい」と言いながらも「攻めた中で自分の力は出し切れた」と満足そうに話した。「ストレスなく、いつも通りにできた」と笑顔さえ見せて言った。

期待された東京五輪出場を逃し、昨年練習拠点を海外に移した。多国籍のチームに属して、他国のライバルと競う。「メンタルも変わった。外国選手相手にも緊張はない。去年までとは違う感覚です」と胸を張った。

青髪に青いマニュキュア。「海外の選手にも知られてきた。『北條プレー』と言われるまで、浸透させたい」。競技を始めたころの目標が「24年五輪でメダル獲得」。2年後に向けて「手ごたえはある」。低迷してきた男子に、ド派手なけん引役が登場した。

◆北條巧(ほうじょう・たくみ)1996年(平8)4月7日、埼玉・北本市生まれ。熊谷高までは競泳歴は14年。日体大入学と同時にトライアスロンに転向した。18年にU23アジア選手権で優勝し、同年の日本選手権で初優勝。X JAPANなどの音楽が好きで、青髪はギタリストのMIYABIに由来。173センチ、62キロ

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